激務をこなしながら資格を取得したときの勉強法
こんにちは、ねこまくらです。
仕事をしながら資格を取得するのってなかなか大変ですよね。
8時間労働の後に勉強をして、休日も勉強を続けなければなりません。
ぶっちゃけ、休む暇なしです。
それだけやってもし失敗でもしたらと思うと恐ろしいですよね…。
そこで、激務をこなしながらOracle Certified Java Programmer, Silver SE 8 認定資格に合格した私の勉強法をご紹介します。
激務をこなしながら資格を取得したときの勉強法
メンタル編
資格取得は簡単
ぶっちゃけ、資格取得は簡単です。
正しい方法で勉強を続けることができれば、高い確率で合格することが可能です。
逆に、間違った方法では長期間勉強をしたとしても不合格となる確率は極めて高いと言えるでしょう。
※例えば、参考書をそのままノートに書き写す等…
断言します。
勉強法さえ間違わなければ、資格取得は簡単です。
会社から報奨金が貰える
会社の制度と資格の難易度にもよりますが、資格を取得して人事部へ報告することで、
会社から報奨金を貰うことができます。
長い期間をかけて取得したのに6万程度では割に合わないと思うかもしれませんが、
次の行動をするための資金源にするのも良し、自分へのご褒美にして美味しいものを食べに行くのも良しです。
重要なのは会社から報奨金が出るということは、少なくとも会社から必要な人材としての評価を受けたということです。
有用な資格を取得したという行動評価を受け、その年度の査定に大いに関わってくることでしょう。
転職時のアピールとして使える
会社の中での評価はもちろんですが、転職時のアピールとしても使うことができます。
いくつも資格を所有していることで、「お、こいつは自己研鑽を怠らない人材だな」と思わせることができます。
決定打には欠けるかもしれませんが、そこで好印象を作っておくと、あとは流れに任せて面談を進めることで、十分採用は狙えるのではないかと思います。
逆に、勉強だけは頑張っているが無資格の状態では全く信用されないでしょう。
自分の付加価値が上がる
資格取得をすることで自分自身の付加価値が上がり、一生下がることはありません。
一生の財産となり得るものですので、この先絶対必要だと思った資格は思い切って取得してしまうのはアリでしょう。
資格が何もない人とある人とでは雲泥の差ですし、何より自分の自信にもつながります。
年齢は関係ない
若いうちに、と言いたいところですが私が激務をこなしながら資格を取得したのは30歳を過ぎてからですので、たぶん年齢はあまり関係ないです。
重要なのは、行動をしているかしていないかです。
実践編
睡眠時間を確保する
何度も言うようですが、睡眠時間が足りていないようでは話になりません。
勉強に集中できないどころか理解力も足りず、時間を浪費します。
徹夜で勉強する人がいますが、あれはハッキリ言って無駄なので止めましょう。
しっかりと7時間以上の睡眠を確保してから、勉強を習慣化して取り組むことが大切です。
睡眠の重要性については、下記の記事をご覧ください。
遊ぶ時間を確保する
遊ぶ時間を全て無くして勉強を続けると、モチベーションを保てずに潰れてしまうことがあります。
毎日30分程度でも遊ぶ時間を作ってやると、それに向けて頑張ろうという気になって、
結果質の良い勉強ができたりします。
遊ばなくても自分はモチベーション高いよ!という方は特に遊ばなくても良いかもしれませんが、そうでない方は遊ぶ時間を確保することをおススメします。
ただし、睡眠に支障が出ない程度に。
移動時間・休日は返上する
平日に確保できる勉強時間はたかが知れています。
何より、8~12時間労働をした後に満員電車に乗って帰宅した後に勉強をしても全く身に入らないはずです。
じゃあ、いつ勉強すればいいのか?
それは移動中や休日です。
平日は電車に乗っている時間に勉強、
休日は空いた時間に一気に勉強する
これだけで十分です。
逆に移動時間や休日に勉強する時間が取れないのであれば、
残念ですが資格取得を諦めざるを得ないでしょう。。
過去問を解きまくる
さて、ここからが本題です。
資格勉強で最も効率が良いのは何だろう?と考えた時、
私がハッキリと自信をもって言えるのは、過去問を解きまくることです。
ぶっちゃけ、それ以外のことをやる必要はあまりありません。
全く知識がない状態からスタートする場合は、参考書を読むことからスタートするのは必要なのかもしれませんが、ざっくり読む程度で良いです。
具体的にいうと、理解度30%程度で大丈夫です。
参考書を完璧に暗記するような無駄なことはやめて、できるだけ早く過去問に取り掛かるスピード感でいきましょう。
最初はほとんどの問題に正解することができず凹みますが、とりあえずそれでOKです。
※ちなみに、私は参考書を買わずに過去問だけを解いて合格しました。
間違えた問題やマグレ正解した問題を重点的に勉強する
過去問を解くことで、理解できていない部分が可視化されたので、
次にやる作業は間違えた問題の洗い出しです。
間違えた問題はそのまま理解できていない問題として捉えることができますが、
厄介なのがマグレで正解した問題です。
マグレで正解した問題は、次に解くとかなりの確率で間違います。
採点する際、解説を読んで自分の思惑通りの正解だった場合は〇 10、
マグレ正解だった場合は〇 1とするなど、〇の横に理解度を10点満点で採点すると、
理解した問題とそうでない問題が一目瞭然となり、勉強しなければいけない部分がわかりやすくなります。
答えを覚えるのではなく、どういった趣旨の問題なのかを覚える
過去問を解きまくっていると、答えを丸暗記してしまうパターンがあります。
答えを丸暗記してしまうと、本番で必ず失敗してしまうので、
必ずどういった趣旨の問題なのか、および解き方を覚える必要があります。
答えを丸暗記して問題をモノにしたと錯覚してしまうのは危険ですのでやめましょう。
精度を高める
上記のことを踏まえ、本番に向けて少しずつ精度を高めていきましょう。
とはいえ、すべての分野をカバーするのはかなり大変なので、
出題率が高い分野に集中して精度を高めるのが良いでしょう。
模擬試験を行う
精度が上がって本番が近くなってきたころに、模擬試験を行います。
模擬試験問題は数が限られていますので、最後のほうまで取っておくと良いでしょう。
一気に模擬試験問題を解き、間違えた問題、マグレ正解した問題の洗い出しを行い、
解説をよく読み、声に出してみたり、要点を自分の言葉でノートに書き出したりして
弱点を克服した後に、もう一度模擬試験を行います。
そこではおそらくかなりの高得点が叩き出されるので、自信がつくことでしょう。
激務の仕事をこなしながら資格を取得した私の勉強法のまとめ
メンタル編
- 資格取得は勉強法を間違わなければ簡単
- 会社から報奨金が貰え、査定に関わってくる
- 転職時のアピールとして使える
- 自分の付加価値が上がり、一生下がることはない
- 年齢は関係ない、行動しているかしていないかの違いのみ。
実践編
- 睡眠時間を確保し、超集中&高理解度で勉強する。徹夜は無駄。
- 遊ぶ時間を確保してモチベーションを保つ。睡眠に支障が出ない程度に。
- 休日や移動時間に勉強する。平日帰宅後に勉強するのは無理。
- 過去問を解きまくる。ゼロ知識の場合は参考書をざっくり読む程度に。
- 過去問を解いて間違えた問題やマグレ正解した問題を洗い出し、そこを重点的に勉強する。
- 答えを覚えるのではなく、どういった趣旨の問題なのかを覚える。答えを覚えると本番で通用しない。
- 出題率の高い分野を中心に精度を高める。
- 本番が近くなってきたころに模擬試験を行い、間違えた問題やマグレ正解した問題を中心に勉強し、再度模擬試験を行う。
以上となります。
勉強する時間を捻出するのはなかなか大変かもしれませんが、
やり方さえわかれば資格取得は簡単です。
ほぼ作業と言っても過言ではないので、資格が欲しい方は作業に落とし込んで
是非実践してみてください。