新しい事を始める際に「根拠のない自信」が最も重要である理由
こんにちは、ねこまくらです。
起業、フリーランス、転職、就職など、新しい事を始める際に最も重要なものは何でしょうか?
年齢?才能?学歴?スキル?準備?金?体力?気合?
これらは確かに重要かもしれませんが、少なくとも最重要ではありません。
私は、何かを始めるのには「根拠のない自信」こそが最重要であると考えております。
その理由を解説していきます。
新しい事を始める際に「根拠のない自信」が最も重要である理由
入念な準備は大切だが挫折しては意味がない
例えばフリーランスエンジニアになるときの話です。
私は暇なときにTwitterのエンジニア達を見ているのですが、
Twitter界隈にいるエンジニア達は非常にスキルが高く優秀です。
そんな優秀なエンジニア達が若輩たちによく助言をしているのを見かけるのですが、そこでこんな発言をしているのを目にしました。
基礎がなっていないのにフリーランスになる人が多すぎる、あり得ない。
と。
…おっしゃる通り、基礎は確かに重要かもしれませんね。
仕事を任されるわけですから、基礎がなっていないようでは話になりません。
しかし彼らの言う「基礎」は結構な高水準である可能性が高いです。
その水準を満たすために独力で勉強をしていたのでは高確率で挫折しますし、
どのように応用すれば良いのかすらわからず、停滞します。
プログラミングスクールに通うのも良いでしょうが、高いお金が必要になりますし、
プログラミングスクールの技術水準はハッキリ言って低い&古いので彼らの言う「基礎」が身につくかどうか定かではありません。
一つのプログラミング言語の基本構文くらいの基礎は独学で身に着けるのは造作もない事で、
それくらいのスキルセットで1~2年ほど実務経験を積むことで、十分フリーランスとして活躍できます。
実際、面談をしてそれくらいのスキルセットと実務経験で通る実例があるのですから、採用側も分かったうえで採用しているのでしょう。
たとえばあなたが採用担当者だとして、下記の3名が応募してきたとします。
果たして誰を採用するでしょうか?
A:ほぼ未経験から実務経験3年積んでからフリーランス7年目の人
B:ほぼ未経験から実務経験8年間積んでからフリーランス2年目の人
C:アルバイトをしながら10年間独学で勉強して未経験からフリーランスになったばかりの人
私は圧倒的にAですね。
理由は、明確なキャリア形成がされているのと、フリーランスで6年通用している実績があるからです。
Bは実務経験は長いですが、いろんな案件に回されるのでキャリア形成が不安定な可能性が高いです。会社にもよりますが。
フリーランス2年目という点もちょっと弱い感じがします。
Cは論外ですね。実務経験が無い時点でアウトです。
何か自分でアプリやWebサービスなどを作っていればアピールポイントにはなるでしょうけど。
準備に時間をかけすぎです。
このように、完璧主義もほどほどにしないと早い行動ができずに、
行動した者に負けるようになります。
足りない知識は始めてから学べばいい
起業するにしろフリーランスになるにしろ、足りない知識を事前に学ぶのでは遅いので、始めてから学べば良いと思います。
というか始めないことには学ぶべきことが見えてこないし、多くの場合は挫折します。
さっさと始めちゃってからやらなきゃいけない状態を作り、足りない知識を学ぶのが最も効率的です。
何を始めるにしたって同じことです。
学生がアルバイトを始めるにしても、仕事の内容を事前に学ぶことができるわけがないし、
根拠のない自信を持って面接に挑むはずです。
最初から完璧を目指すことは不可能だし、始めてから学ぶべきです。
ただし、学ぶことを継続することが大切です。
失敗はするが、何度でもやり直しが効く
今の時代、よほど無謀なことをしない限りは
「失敗=莫大な借金を負ってホームレス生活」というわけではないです。
基本的にいくらでもやり直しが効くようになっていて、やればやるほど得をします。
逆に、やらずに損をすることのほうが多いはずです。
というか、有名な成功者は必ず何かしらの大きな失敗を経てから成功を収めています。
確かに失敗は痛いですが、痛いだけです。
人間はそれを糧に大きな成長をすることが可能です。
むしろ、、
終身雇用が崩壊した今のご時世で、
大企業で安寧と暮らしている人のほうがかなり危ないです。
どんな企業でも、業績不振が続けばリストラの危険はありますし、
45歳でリストラされたらどこにも雇ってもらえず路頭に迷うことでしょう。
大企業に就職したからといって一生安泰ということは絶対にありえないので、
大企業に居る人も常に挑戦し続けて、いきなり解雇されても良い状態を作るべきでしょう。
高い技術力を持つが自信が全く無い人と、スキルが無いが自信満々な人とでは、後者が圧倒的に強い
高い技術力を持つが自信が全く無い人と、スキルが無いが自信満々な人とでは、後者が圧倒的に強いです。
とある案件で出会った博士号持ちの超優秀な技術者が居たのですが、彼は会社に良いようにこき使われていました。
いつも自信が無く弱々しい感じだったからでしょうね。
彼が自信満々で覇気がある人物だった場合、プロジェクトを束ねるリーダー格となっていたことでしょう。
それよりも新卒で技術力は無いが自信満々で覇気のある子が優遇されているように見受けられました。
なんとも理不尽なことですが、自信満々で覇気のある状態ということは
それだけで技術力の高い人よりも価値のある事なのだと感じました。
あとは、声のデカい人も強いです。
実生活では鬱陶しい存在ですが、声のデカい人はそれだけで自信ありげに見えますし、
その人の主張が通ることが多いです。
圧倒的な行動力こそが武器
世の中、行動あるのみです。
日本は資本主義国家なので、早く行動して資産を築いてしまった人が強いです。
ぶっちゃけ、資本主義国家にもかかわらず義務教育を課せられる意味がよくわかりませんね。
義務教育で稼ぎ方や法律を教えるならまだいいのですが、そういったことは一切教えませんからね。
何故勉強するのかを教師に質問したことがあるのですが、返ってきた答えは「勉強することを勉強するためだ」とのことでした。
それはものすごく非効率なことだと子供ながらに思いました。
会社に縛られて生きている人は、多くの時間を会社に奪われるので行動力が無く弱いです。
新卒で入った会社にずっと居続ける人よりも、何度も転職して転職慣れした人の方が行動力があって強いですし、年収もどんどん上がるでしょう。
前者は徐々に昇給はしますが、平均年収以下であることが殆どでしょう…。
それに、転職慣れしていないことで会社への依存が強く、将来の不安が大きいです。
会社の業績が悪化したときにすぐに行動できない弱みがあります。
他人の助言は話半分に聞き、自分自身を信じることが大切
何かの行動をしているときに、上からアドバイスしてくれる人たちがいます。
とてもありがたいことですが、余計なお世話でもあります。
マウントを取るためや、嫉妬して行動させないために余計なアドバイスをしてくる人も居るので、話半分に聞き流すのがベストです。
起業する決意をした時などが良い例ですね。
中には失敗しないようにアドバイスしてくれる人も居るでしょうが、
最終的には自分自身が行動するのですから、自分自身の考えを信じましょう。
仮にその人の言うとおりに行動したとして、行き詰ったときに責任は取ってくれませんよ。
自分の考えで行動して、失敗して、改善するのを繰り返すことが重要です。
とはいえ、全くの無謀な挑戦はするべきではない
いきなり莫大な借金をして事務所を立てて何人も人を雇って事業を始める、など無謀ともいえるようなことはするべきではありません。
少なくとも勝算が7割程度ある状態で挑まないとただの自爆です。
負けても痛くない状態(掛け金がゼロになる程度)で挑むならどんなに無謀を犯しても構いませんが、失敗すると金がマイナスになって首が回らなくなるような挑戦は無謀だし人生詰むのでオススメしません。
何度もやり直しが効く状態での挑戦はいくらでもやるべきですが、
一度の失敗で多額の借金を負って生活が成り立たなくなるような挑戦は絶対にやるべきではありません。
新しい事を始める際に「根拠のない自信」が最も重要である理由のまとめ
- 入念な準備は大切だが挫折しては意味がない。優秀な人の言う「基礎」の水準は極めて高く、事前にそれを勉強することは難しい。
- 足りない知識は始めてから学べばいい。そのほうが学ばなければいけないことがわかり効率が良い。
- 失敗はするが、何度でもやり直しが効く。有名な成功者は必ず何かしらの失敗を経ている。
- 高い技術力を持つが自信が全く無い人と、スキルが無いが自信満々な人とでは、後者が圧倒的に強い。声の大きさも重要。
- 圧倒的な行動力こそが武器。1つの会社に居続けるよりも転職慣れしていたほうが強い。
- 他人の助言は話半分に聞き、自分自身を信じることが大切。
- とはいえ、全くの無謀な挑戦はするべきではない。何度もやり直しが効く挑戦ならいくらでもやるべき。
以上です。
下準備も良いですが程々に、行動すると決めたらさっさと行動してしまうのが何よりの近道だったりします。
宜しければ「未経験からプログラミングで年収500万円を超える方法」も読んでみてください。